cafe plantar

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およそ60年前、造船所 函館ドックがギリシャ人技師の居宅として建てた時任町の家。
当時はまだここが草原だった頃の名残を留めるのどかな土地だったそう。 
突如そこに現れたシックでモダンな佇まいは道行く人々の憧れであり、
その後、フランス料理の名店「ラ・メゾン・ドゥ・カンパーニュ」として続いた時代に

函館のひとつの顔として定着しました。
そしていま、この建物が菜園と一体となった まあたらしいオーガニック野菜料理の店として

ふたたびその扉を開きます。

テーマは「食べ物を通して豊かな自然とつながること」。
店の名前は「plantar ( プランタール )」。
ラテン語やポルトガル語などで「栽培する」「足の底の」等の意味を持ちます。

私たちは敬愛する函館近郊のオーガニック農家さんや自然栽培家の皆さんとともに、
古き時代の記憶を宿すこの建物から未来へ向けて種を蒔きたいと思います。
素足の底に豊かな南北海道の土を感じながら。 

 

2017年7月 プランタール オーナー、映画監督  大西功一